しっとり、吸い付くような口どけ。素朴でやさしい「米粉のたまご蒸しパン」

電子レンジでも蒸し器でも作れる、米粉や卵、米油などシンプルな材料を使用する米粉たまご蒸しパンレシピをご紹介します。米粉で作るたまご蒸しパンは、米粉ならではのやさしい甘さと風味、しっとりとした食感が魅力です。
小麦粉で作る蒸しパンと比べると生地の密度が高く、もっちり食感と吸い付くような口どけがあります。小麦アレルギーの家族がいらっしゃるご家庭や、ヘルシーなおやつを作りたい方はもちろん、離乳食完了期ごろから食べられるので小さいお子さんにやさしい手作りおやつをあげたい方にもおすすめですよ。簡単に作れてグルテンフリーで腹持ちがよく、おやつや朝食にぴったりなのでぜひ作ってみてください。
レンジで作る米粉のたまご蒸しパンの作り方

調理時間:5分
電子レンジとワンボウルで手軽に作れるレシピです。材料を混ぜて加熱するだけで、米粉のやさしい甘さと卵のコクのある風味を楽しめる蒸しパンが作れますよ。ミキサーや蒸し器を使わないため、片付けや洗い物の手間も最小限にできます。
材料(2人分)
- 米粉……60g
- 卵……1個(約55g)
- 牛乳……40g
- 砂糖……25g
- ベーキングパウダー……3g
- 米油……10g

栄養情報(1人あたり)
| エネルギー | 253kcal |
|---|---|
| たんぱく質 | 5.8g |
| 脂質 | 8.8g |
| 炭水化物 | 38.5g |
| 糖質 | 38.3g |
| 食塩相当量 | 0.4g |
| 出典:日本食品標準成分表2020年版(八訂) | |
下準備
電子レンジ対応の耐熱ボウルを用意する
作り方
1. 卵を混ぜる
電子レンジ対応の耐熱ボウルに卵を泡だて器で1分ほど空気を含ませるように混ぜます。

2. 米粉、砂糖、ベーキングパウダー、牛乳を加える
米粉、砂糖、ベーキングパウダー、牛乳を加え、全体が均一になるように混ぜます。小麦粉と違ってよく混ぜても重たい生地になることがないため、泡だて器でぐるぐる混ぜて問題ありません。

3. 米油を加える
米油を加えてさらに混ぜます。生地がとろとろの状態になります。

4. 電子レンジで加熱する
耐熱ボウルにラップをふんわりかぶせ、電子レンジ500Wで3分、600Wで2分半、700Wで2分10秒を目安に加熱します。加熱後、生地の中心につまようじを刺して生地がついてこなければ完成です。お好みの食べやすい大きさに切ります。

W数別の加熱時間目安
電子レンジ500Wで3分、600Wで2分半、700Wで2分10秒が加熱時間の目安です。耐熱ボウルや容器の材質、大きさ、電子レンジの種類によって適切な加熱時間は異なるため、生地の様子を見ながら加熱時間は調整してください。
調理コツ・ポイント
卵がやや白っぽくもったりするまで混ぜましょう。よく混ぜることでふんわり食感の生地に仕上がりますよ。生地の混ぜ方が足りないと気泡が少なく、ういろうのような食感になってしまうことがあるのでご注意ください。
生地を作ったらすぐに加熱するのもポイントです。ベーキングパウダーは水分に触れた瞬間からガスを発生させるため、生地を混ぜて放置しておくと膨らむ力が弱まってしまいます。
蒸し器で作る米粉のたまご蒸しパン

調理時間:15分
蒸し器で作る米粉のたまご蒸しパンの作り方もご紹介します。蒸し器を使うため少し時間や手間はかかりますが、時間が経ってもふんわりしっとり食感を楽しめる蒸しパンに仕上がります。材料や分量は電子レンジで作る場合とまったく同じです。
下準備
- 耐熱ボウルにグラシンカップを重ねる
- 鍋に湯を沸かして蒸し器を重ね、蒸気が出てくるまで加熱する
作り方
1. 卵を混ぜる
卵を泡だて器で1分ほど空気を含ませるように混ぜます。

2. 米粉、砂糖、ベーキングパウダー、牛乳を加える
米粉、砂糖、ベーキングパウダー、牛乳を加えて全体が均一になるように混ぜます。小麦粉と違ってよく混ぜても重たい生地になることがないため、泡だて器でぐるぐる混ぜて問題ありません。

3. 米油を加える
米油を加えてさらに混ぜます。生地がとろとろの状態になります。

4. 生地をカップに入れる
生地をカップの8分目まで流し入れます。

5. 蒸し器で10分蒸す
蒸気が出ている蒸し器に並べ、強めの中火で10分加熱します。加熱後、生地中心につまようじを刺して、生地がついてこなければ完成です。

調理のコツ・ポイント
蒸し器を使うときは、必ず湯が沸騰して蒸気が出ている状態で生地を入れるのがポイントです。蒸気が出ていない状態で生地を入れると、十分に膨らまずういろうのように重たい食感になる場合があります。
レンジ vs 蒸し器の比較
| 調理方法 | 仕上がり | 食感 | 手軽さ | 所要時間 |
|---|---|---|---|---|
| レンジ | 米粉の甘い風味 | もっちり、ややかため | ☆☆☆ | 5分 |
| 蒸し器 | 米粉の甘い風味 | ふんわりしっとり | ☆ | 15分 |
失敗しない米粉の選び方
米粉は種類によって吸水率や粒子の細かさが異なるため、同じ分量でも米粉の種類によって仕上がりに大きく差が出る場合があります。吸水率が高めで粒子の粗いタイプで蒸しパンを作るとういろうに近いずっしり重たい食感に、吸水率低めで粒子の細かいタイプで作るとふんわり軽い食感に仕上がりやすいです。
膨らまない原因と対処法
膨らみが悪く生地のきめが詰まって「ういろう化」する場合は、ベーキングパウダーが古くなっていないか、卵の混ぜ加減は適切か、蒸し器から蒸気が出ている状態で生地を入れているか、を見直してみましょう。
ベーキングパウダーが古いと膨らませる力が弱まってふっくら生地にならないことがあるため、新しい開封したてのベーキングパウダーを使ってみてください。卵は白っぽくもったりするまで混ぜ、蒸気がもくもくと出ている蒸し器に生地を入れると失敗しにくいです。また、吸水率が高く粒子が粗い米粉で作った場合も重たい蒸しパンに仕上がりやすいです。
アレンジレシピ例
基本のレシピをベースに、ココア味やチーズ蒸しパン、さつまいも蒸しパンなども簡単にアレンジできます。アレンジする場合は、ココアパウダー2g、スライスチーズ2~3枚、さつまいも60gを目安に足してみてください。
さつまいもは小さい角切りにして水にさらし、電子レンジでやわらかくなるまで加熱するか、ゆでたり蒸したりして使いましょう。スライスチーズはそのまま生地に混ぜてもおいしいですが、牛乳と一緒に電子レンジ600Wで1分ほど加熱し、スライスチーズを溶かしてから加えると、濃厚なコクのある風味が加わります。
よくある質問
牛乳の代わりに豆乳やアーモンドミルクでも作れる?
豆乳やアーモンドミルク、水でも代用可能です。卵入りの蒸しパンは卵の風味がしっかり主張するため、牛乳の代わりに豆乳やアーモンドミルクを使っても大きく風味に差は出ません。水を使うとややあっさり味に仕上がります。
砂糖はきび砂糖やてんさい糖でも大丈夫?
お好みの砂糖を使って問題ありません。きび砂糖やてんさい糖を使うと素朴な甘さに仕上がります。深いコクを出したいときは黒糖を使うのもおすすめです。
何歳から食べられる?離乳食期でもOK?
1歳~1歳半ごろの離乳食完了期から食べられます。はちみつ不使用のため小さいお子さんにも安心してあげられます。
ベーキングパウダーなしでも作れる?
ベーキングパウダーなしでも作れますが、生地のきめが詰まりやすく、重たい食感になりやすいです。しっかり膨らませたい場合は卵をよりしっかり混ぜて泡立てて作るか、卵を2個使って作ってみてください。
保存方法と保存期間
冷蔵で2~3日、冷凍で2週間ほど保存可能です。米粉たまご蒸しパンは乾燥しやすいため、冷蔵する場合も冷凍する場合もラップでぴったり包んでください。冷凍する場合はラップで包んでから冷凍用保存袋に入れて密閉して凍らせましょう。食べる際は蒸し直すか電子レンジ500~600Wで10秒ずつ様子を見ながら加熱すると、できたてに近い食感が復活します。
米粉のたまご蒸しパンで手軽におうちおやつ
ご紹介した米粉たまご蒸しパンはシンプルな材料で作れて失敗しにくく、米粉スイーツ初挑戦の方にもおすすめのレシピです。米粉の甘い風味ともっちり食感は素朴でおいしく、やさしいおやつとして子どもも大人も楽しめます。手軽に作りたいときは電子レンジで、ふっくら蒸したいときは蒸し器でぜひ作ってみてください。