
米粉のバナナパウンドケーキは、グルテンフリーのおやつを探している方や、完熟バナナの消費に困っている方にぴったりの簡単レシピです。米粉を使うことで、小麦粉で作るパウンドケーキと比べ、しっとりもっちり食感に仕上がるのが魅力。さらに、完熟バナナの自然な甘みを活かせるため、砂糖を控えめにしても満足感のある味わいになります。
パサつかない!お菓子作りに合う「米粉の選び方」
バナナパウンドケーキに使用する米粉は、「製菓用」や「菓子用」と記載されているものを選びましょう。製菓用米粉は、粉の粒子が細かい微細粉で保水性が高く、しっとりふんわり食感に仕上がりやすくなります。製菓用より粒子が粗い製パン用や料理用の米粉を使うと、パサついたり重たい生地になったりすることがあります。
失敗なし!米粉のバナナパウンドケーキの基本レシピ・作り方
作業時間10分(焼き時間40分)
この米粉のバナナパウンドケーキは、しっとりもっちり食感とやさしい甘さが魅力の簡単レシピです。完熟バナナの甘みを活かすことで砂糖は控えめでもおいしく仕上がり、グルテンフリーのおやつとしても楽しめます。特別なテクニックは不要で、材料を順に混ぜて焼くだけなので、お菓子作り初心者にもおすすめです。
材料(17cmパウンド型1本分)
- 米粉……150g
- バナナ……正味150g
- 卵……2個(110~120g)
- 砂糖……50g
- 食塩不使用バター……40g
- 牛乳……大さじ1~2
- ベーキングパウダー……4g(小さじ1)

栄養情報(1/4切れ)
| エネルギー | 338kcal |
|---|---|
| たんぱく質 | 6.6g |
| 脂質 | 12.0g |
| 炭水化物 | 52.4g |
| 糖質 | 51.7g |
| 食塩相当量 | 0.3g |
| 出典:日本食品標準成分表2020年版(八訂) | |
下準備
- バターを電子レンジ500W~600Wで30~40秒加熱して溶かしておく
- オーブンを180℃に予熱する
- パウンド型にクッキングシートを敷く
作り方
1. バナナを潰す
バナナをマッシャーやフォークでかたまりがなくなるまで潰します。

2. 卵、砂糖、溶かしバターを加えて混ぜる
1で潰したバナナが入ったボウルに卵を加え、よく溶きほぐして白っぽくなるまで混ぜます。溶かしバターと砂糖を加えて、さらによく混ぜます。

3. 米粉を加える
米粉とベーキングパウダーを加えて粉っぽさがなくなるまで混ぜます。

4. 牛乳を加える
生地がとろっと流れるゆるさになるよう牛乳を少しずつ加えて混ぜます。

5. 型に流し入れて焼く
型に生地を流し入れ、すぐに180℃に予熱したオーブンで約40分焼きます。ベーキングパウダーを加えてから時間が経つと膨らみにくくなるため、生地を混ぜたらすぐに焼いてください。

6. 焼けたら火の通りを確認する
焼けたら生地の中心に竹串を刺して引き抜き、生の生地がついてこなければ完成です。生地がついてくる場合は追加で5~10分焼いてください。

調理のコツ・ポイント
米粉のバナナパウンドケーキをしっとりおいしく仕上げるコツは、完熟バナナと製菓用米粉を使うことです。完熟バナナは甘みと香りが強く、生地に自然なコクとしっとり感をプラスしてくれます。また、米粉は商品によって吸水率が異なるため、生地の固さを見ながら牛乳の量を調整するのがポイントです。焼き上がったらすぐに型から外さず、粗熱が取れてからラップで包むと、乾燥を防いでしっとり感を保てます。
しっとり感の理由
米粉は小麦粉より水分を吸収しやすいため、水分を抱え込んでもっちりしっとり食感に仕上がります。また、小麦粉でケーキを作るとグルテンが発生して弾力を生み、生地が空気を抱え込んでふっくら軽い食感に仕上がりますが、グルテンを含まない米粉を使う場合は、小麦粉ほど空気を含まないため、水分がなじんだしっとりとした生地に仕上がります。
アレンジレシピ
チョコチップ米粉バナナパウンドケーキ
生地にチョコチップを50gほど加えて焼くと、チョコチップの粒感のある食感がアクセントのバナナパウンドケーキが作れます。バナナの濃厚な風味とチョコチップの食感とコクが相性抜群です。
ナッツ米粉バナナパウンドケーキ
風味や食感に変化を出したいときは、くるみやアーモンド、カシューナッツ、ピーカンナッツなどお好みのナッツを50gほど粗く砕いて生地に混ぜて焼きましょう。カリッとした食感と香ばしい風味が加わります。
スパイシー米粉バナナパウンドケーキ
お好みのスパイス少々を生地に混ぜ込むと、大人っぽいおしゃれな雰囲気に仕上がります。甘い風味のシナモンやカルダモン、複雑な香りのクローブやナツメグ、キャラウェイシード、オールスパイスなどがおすすめです。
よくある質問Q&A
卵なし・バターなしでも作れますか?
はい、作れます。卵を使わない場合は、膨らみにくくなるためベーキングパウダーの量を1.5~2倍に増やして焼いてみてください。卵のコクが出ない分、バナナ本来の風味をダイレクトに味わうことができます。また、バターを使わない場合は、米油や太白胡麻油など、クセのない植物油で代用してください。あっさりとした風味のバナナパウンドケーキに仕上がります。
牛乳は豆乳で代用できますか?
はい、豆乳やオーツミルクなど植物性ミルクで代用可能です。牛乳は少量しか使わないため、代用しても香りや味に大きな違いは出ません。
砂糖はきび砂糖でもいいですか?
はい、お好みの砂糖で作っていただけます。きび砂糖や甜菜糖、黒糖などを使用すると、コク深くまろやかな甘みに仕上がるのでおすすめです。
パウンド型がない場合はどうすればいいですか?
マフィン型、ココット、グラタン皿、ケーキ型など、オーブン対応の耐熱容器であればどれでも代用可能です。容器の大きさによって火の通り方が異なるため、小さなマフィン型やココットを使用する場合は、焼き始めてから30分を目安に一度焼き加減を確認してください。
子どもでも食べられますか?
本レシピでははちみつを使っていないため、離乳食完了期以降のお子様であれば召し上がっていただけます。砂糖の代わりにはちみつを使用する場合は、1歳未満のお子様には与えないようご注意ください。
保存期間と保存方法について
冷蔵の場合は2~3日、冷凍の場合は2~3週間が保存の目安です。冷凍する際は、1切れずつラップで包み、ジッパー付き冷凍保存袋に入れて密閉した状態で冷凍してください。解凍するときは、電子レンジ(500W~600W)で10秒ずつ様子を見ながら加熱して温めるのがおすすめです。
完熟バナナを使う理由について
完熟バナナは濃厚な甘さと香り、粘りが出るのが特徴です。バナナパウンドケーキが甘くなるだけでなく、芳醇な香りを加え、生地をしっとりとした食感に仕上げてくれます。バナナが完熟するのを待ってから作りましょう。
米粉を使って極上食感のバナナパウンドケーキを焼きましょう

米粉のバナナパウンドケーキは、グルテンフリーで作れるうえ、しっとりもっちり食感が楽しめる人気のおやつです。完熟バナナを使えば自然な甘みが引き立ち、砂糖控えめでも満足感のある味わいに仕上がります。混ぜて焼くだけの簡単レシピなので、米粉のお菓子作りが初めての方もぜひ試してみてください。
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