時短で作れて大満足の味わい!米粉で作る餃子の皮

グルテンフリー食材として大注目の米粉を使って、餃子の皮を作ってみませんか?途中で生地を休ませる必要がないので時短で作れて、もちもちっとした食感や自然な甘味も楽しめます。
小麦アレルギーのある方や健康志向の方のほか、新しい味わいに出会いたい方にもおすすめ。焼く、ゆでる、蒸すなど餃子の調理法によって食感が変わり、ボリューミーでお腹持ちもいいですよ。
米粉餃子の皮の基本レシピ

調理時間15分
使う材料は4種類。生地をこねたあと寝かせる必要はなく、すぐに成形して仕上げます。メーカーにより米粉の質が若干異なるため、お湯の量を適宜調整しながら作ってみてください。初めてでも作りやすいよう、1人前(8枚)の少量レシピをご紹介します。
餃子を作る際には、中に包む具材はあらかじめ作っておくことがポイント。米粉の皮は時間が経つと生地が割れたり破れたりしやすいので、作ったらすぐに具を包みましょう。
材料(8枚分)
- 米粉……60g
- 片栗粉……20g
- 塩……少々
- 熱湯……大さじ4杯

栄養情報(1人あたり)
| エネルギー | 35kcal |
|---|---|
| たんぱく質 | 0.5g |
| 脂質 | 0.1g |
| 炭水化物 | 8.2g |
| 糖質 | 8.1g |
| 食塩相当量 | 0.03g |
| (※1,2) | |
作り方
1. ボウルに材料を入れてこねる
ボウルに米粉と片栗粉、塩を全量入れて、泡だて器などで軽く混ぜ合わせます。熱湯を注いでからこね始めます。生地が熱いうちは、ヘラやスケッパーを使いましょう。

生地が熱くなくなったら、手を使ってこねます。最初はサラサラしていますが、そのうちにまとまってきます。なかなかまとまらないようであれば、熱湯を数滴(分量外)垂らして調整します。

生地がひとまとまりになったら、まな板の上に取り出し、3分ほどかけてこねます。途中で生地がまな板にくっつくようであれば、米粉(分量外)を軽くふって調整してください。
耳たぶよりも少しやわらかめで、引っ張ってもブチっと切れないようになるまでこねましょう。

2. 生地を棒状にまとめてカットする
生地を棒状に整え、スケッパーや包丁で8等分にカットします。生地が乾燥してしまわないよう、濡らして固く絞ったキッチンペーパーやラップなどで覆いながら作業を進めましょう。

3. めん棒で成形する
カットした生地を、ひとつずつ手のひらで押しつぶして平たくします。丸い形に整えてから、めん棒で薄く伸ばしてできあがりです。

できあがったら乾燥しないように気をつけて、すみやかに具を包みましょう。

米粉の皮を上手に作るコツ・ポイント
1. 破れにくくするポイント
材料に片栗粉を加えることにより、生地が破れにくくなります。乾燥しやすいので、濡れたキッチンペーパーなどでこまめに生地を覆いながら作業をしましょう。
2. 米粉の種類と選び方
米粉はメーカーにより質が若干異なります。同じレシピでも仕上がりが違ってくるので、お湯の量で適宜調整しましょう。できるだけきめ細やかで、製菓の材料としても使えるものがおすすめです。
調理方法とアレンジのコツ・楽しみ方
1. 中の具はあらかじめ作っておく
皮を作ってからすぐに包めるよう、具材はあらかじめ準備しておきましょう。餃子8個分の材料と作り方は、下記を参考にしてください。
材料
<餃子のタネ(8個分)>
- 豚ひき肉……50g
- キャベツ……50g
- ニラ……10g
- おろしにんにく……約小さじ1/4杯
- おろししょうが……約小さじ1/4杯
- 醤油……小さじ1/2杯
- 酒……小さじ1/2杯
- 砂糖……少々
- ごま油……少々
- 塩こしょう……適量
作り方
- 野菜は細かく刻み、塩少々(分量外)をふって軽くもみ、水気をしぼります
- ボウルに豚ひき肉、野菜、調味料をすべて加えます
- 粘りが出るまでよく混ぜます

2. 包み方は自由に
米粉で作った皮は、乾いていなければ水をつけなくても閉じられます。好みの包み方をして楽しみましょう。

3. 焼き餃子と水餃子で食感の違いを楽しもう
焼き餃子は、最初に油で少し焼き目をつけてから蒸し焼きにするのがおすすめ。最後にゴマ油を足して焼きつけると、風味高く仕上がります。あまりこんがりとした焼き目はつきませんが、表面はカリッと、噛むともっちりとした食感を楽しめます。

水餃子は、お湯やスープで皮が透き通ってくるまでゆでて作ります。焼き餃子よりも皮がもちもちっとしていて喉ごしがツルン!しかもとてもボリューミーに仕上がり、これまでにない新しい餃子の味わいを堪能できますよ。

4. 蒸すと冷凍保存が可能
蒸し餃子もおすすめの調理法。焼き餃子や水餃子とはまた違ったむっちりとした皮の食感になり、具材と一体感のある味わいに仕上がります。

餃子は、包んでから一度蒸しておくと皮どうしがくっつきにくくなり、冷凍保存も簡単にできます。凍ったまま焼き餃子や水餃子として調理でき、皮が破れにくく、もちっとした食感も楽しめます。冷凍とは思えない、まるで作りたてのようなおいしさを味わえますよ。

5. 皮をカラフルにアレンジできる
生地に抹茶や製菓用のかぼちゃパウダーを少量加えると、色鮮やかな餃子の皮が作れます。お好みのパウダーを使って、カラフルな餃子作りに挑戦してみてはいかがでしょうか?華やかな見た目はおもてなしにもぴったり。見た目だけでなく、栄養もプラスされて一石二鳥です。
抹茶は抗酸化作用のカテキンや亜鉛、カリウムなどのミネラルを含み、健康面での効果が期待されます。かぼちゃパウダーは食物繊維やβ-カロテン、カリウムを豊富に含み、栄養バランスの向上に貢献しますよ。(※3,4)

米粉餃子の皮の特徴とメリット
米粉で作る餃子の皮は乾燥しやすい、焼き目がつきにくいなどの特徴がありますが、いろいろなメリットがあり注目されています。
1. 小麦アレルギーの方も楽しめる
米粉には、アレルギー症状を起こしやすいグルテンが含まれていません。小麦アレルギー体質の方でも、米粉を使うことで餃子を思う存分楽しめます。
2. もちもち食感で満足度が高い
米粉で調理した餃子は、もちもちっとした食感で噛み応えがあるのが特徴。味わいがよくお腹持ちもいいので、満足感を得られます。
3. 時短で作れる
途中で生地を寝かせる必要がなく、こねる時間も比較的短くすむので時短で作れます。工程がシンプルなので、初心者にもおすすめです。
4. 蒸せば冷凍保存ができる
具を詰めて包んでから一度蒸すことで、冷凍保存が可能です。解凍せずにそのまま焼き餃子や水餃子に活用でき、忙しいときのお助けアイテムになりますよ。
米粉を使ってレパートリーを増やそう!

米粉は餃子の皮をはじめ、パンやお菓子、天ぷらの衣、ホワイトソースなど、活用の幅が無限大。グルテンフリーという特長だけでなく、米由来ならではのやさしい味わいや独特の食感も魅力です。いろいろな料理に取り入れて、新しいおいしさに出会ってみませんか?
【参考文献】
※1 日本食品標準成分表2020年版(八訂)
※2 調味料の計量カップ・スプーンによる重量表
https://www.city.ichikawa.lg.jp/common/000272581.pdf
※3 抹茶について ~抹茶の機能性と世界での使われ方~ 東京聖栄大学 食品学第2研究室 赤木文哉・川美月・竹内雅則・中西恭子
https://www.tsc-05.ac.jp/images/nutrition_ed/2018fsp/08.pdf
※4 文部科学省「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」野菜類/(かぼちゃ類)/西洋かぼちゃ/果実/生
https://fooddb.mext.go.jp/details/details.pl?ITEM_NO=6_06048_7
(2025/08/01参照)