2023年8月2日(水)から9日間にわたり、虎ノ門横丁(東京都港区虎ノ門1丁目17-1 虎ノ門ヒルズ ビジネスタワー 3F)にポップアップレストラン「米コ食堂-お酒と米粉で舌鼓-」を期間限定で開店しました(現在は終了)。日本最大級の料理人コンペティション「RED U-35」で優秀な成績を収めた5人の料理人が「米粉アンバサダー」として考案した、国産米粉を使う限定メニューが提供されました。
「米コ食堂」には、5人の米粉アンバサダーが日替わりで店頭に立ちました。初日には「No Code」の米澤文雄シェフ、「Auberge“eaufeu”(オーフ)」の糸井章太シェフが登場。大のお米好きという米澤シェフは「これから米粉を使ったいろんなレシピをお届けしたい。世界的に見ても、お米が食べられない方はほとんどいません。なので日本文化を広めるという意味でも、プロジェクトをきっかけにより多くの方がお米や米粉を食べてくださるようになれば嬉しいです」と、米粉アンバサダーとしての意気込みを語りました。
「Auberge“eaufeu”(オーフ)」の糸井シェフは「米粉はとても使い勝手がいいんです。揚げ物に使えばサクッと軽やかに仕上がりますし、調理したときに食べごたえが出るのも魅力的」と、米粉の魅力をアピール。米粉アンバサダー就任にあたっては「僕たちが考案したレシピや料理を通して、米粉がご家庭にも当たり前に置かれるようになったら嬉しい。そのくらい使いやすいものだと実感していただけるレシピや料理を考えていきたいです」と、プロジェクトにかける思いを話していました。
続いて、お酒とのペアリングを考えておこげを使ったメニューをを考案したという「CHILAN」のドグエン チランシェフは「米粉の元であるお米はお酒を飲みながら食べるイメージがないかもしれませんが、米粉として料理に使うことで、お酒とも一緒に楽しめるということを体験していただけてよかったです」と話します。多くのお客様がおこげをはじめ、米粉メニューと共にペアリングされたワインや焼酎、日本酒を楽しまれていました。
「みなさん、とても米粉に関心を持ってくださっていると感じました」とは、「RESTAURANT HYÈNE(イェン)」の木本陽子シェフ。「昔からお米を食べてきた日本人にとって、米粉はとても相性がいい食材だと思います。私たちの料理を通してより米粉に興味を持っていただき、召し上がっていただけるようになれば」(木本シェフ)。
そして、デザートを担当した「Dessert&Wine 西洋茶屋 山本」の山本智弘シェフは「米粉ならではの食感や味わいに驚き、興味を持ってくださったお客さまが多くいらっしゃいました。こうして米粉の特性を認知していただけると、米粉の魅力がいっそう広まっていくのではないでしょうか」と、その手応えを語ります。
期間中はおひとりさまからカップル、男性グループなど、昼夜ともに多くの人が来店。シェフたちが話すように、米粉の解説が載った冊子に目を通したり、「どんなふうに米粉を使っているんですか?」と、メニューについて質問する人も見受けられました。
食後にお客さまに話を聞くと「シェフから揚げ物やシチューにも使えると聞いて興味を持ちました。さっそく週末に、レシピを見ながら料理してみたい」、「食べて驚いたのは『米粉のサクサクタッカンジョン』。米粉を衣に使うと、ここまでサクサクになるんですね」と、みなさん米粉に興味を持った様子です。
さらに「米コ食堂」のオープンと同時に、虎ノ門横丁の常設店舗でも「お酒と米粉ではしご酒 -美味しさこめる虎の夜- 」と題したフェアが開催(こちらも現在は終了)。17店舗で国産米粉を使った多彩なメニューが登場し、盛況のうちに幕を閉じました。
実際に米粉を使った料理を食べてもらうことにより、米粉の魅力をお届けした「米コ食堂」。「米・米粉消費拡大推進プロジェクト」では引き続きさまざまな企画を展開予定なので、今後の取り組みにも注目してください。