日本唐揚協会の主催する「からあげグランプリ®」の中日本しょうゆダレ部門で12年連続金賞受賞中の「がブリチキン。」。2011年に愛知県名古屋市にオープンして以来、国内外に約70店舗を展開しています。名物のからあげは、がブリ!と食べた時のジューシーさと満足さを追求された人気メニュー。より、からあげの魅力を広げるために開発された米粉を使ったメニューについてお話をお伺いしました。
◾️メニュー名
「やげん」473円(税込)
「鶏トロ」473円(税込)
「すなずり」473円(税込)
◾️メニュー概要
「がブリチキン。」はこれまで「もも」「ネック」「塩麹むね」「やげん」「鶏トロ」「すなずり」と、6部位のからあげを提供。その中で、今回「やげん」「鶏トロ」「すなずり」を米粉の衣に変更。食感と風味、米粉の薄衣でおつまみ感覚で手軽に食べることができる。
◾️米粉ポイント
これまでのからあげは、打ち粉をして、衣を付けていたところ、今回は打ち粉のみに。打ち粉に米粉を採用することにより、薄衣で軽い仕上がりになっている。また、時間が経っても食感が変わりにくいのも特徴。
◾️メニュー開発ストーリー
子供から大人まで気軽に楽しめるマルチブランド展開
今回お話をお伺いしたのは「がブリチキン。」を運営する、株式会社ブルームダイニングサービスの営業本部副本部長の加藤さん、執行役員商品本部本部長の松原さん、営業本部マーケティング戦略部広報の脇本さん。「がブリチキン。」への愛と開発にかけた思いをしっかりと感じることができました。
「バル酒場を経営していた創業当時、ハイボールに一番合うからあげを研究し始めました。『からあげにかぶりつき、ハイボールで流し込む』をテーマに豪快さを楽しめるからあげを目指して開発を重ね、がブリチキン。のからあげは誕生しました」と2006年の創業時のことをお話してくださったのは営業本部副本部長の加藤さん。
「現在では、バル酒場業態、居酒屋業態だけでなく、レストラン、フードコート、キッチンカー、惣菜、テイクアウトなどマルチブランドに発展させ、お子様から大人まで気軽に楽しんでいただける展開をしています」。
名物となったからあげは、秘伝のしょう油ダレが決め手で、日本唐揚協会からあげグランプリ®で12年連続金賞を獲得するまでになりました。受賞した「もも」をはじめ、「ネック」や「塩麹むね」、トッピングののった「うめオニもも」や、「ねぎ生姜ネック」などのバリエーションも展開し、人気となっています。
狙い通りの商品に仕上げてくれる食材・米粉
「がブリチキン。のからあげは、秘伝のしょう油ダレにひと晩かけてじっくりと漬け込みます。独自の打ち粉を使用し、揚げ油も下味を邪魔しないように作られたプライベートブランドのものを採用しています。揚げ上がりの香りをクリアに、油切れがよく、ほどよく肉の食感が残るようにしています。揚げ方にも秘密があり、サクッとふわっとした食感で、ジューシーに仕上げています」と商品開発を担当する松原さんは胸を張ります。
こだわりのからあげに満足することなく、今回米粉を使ったからあげを開発した狙いも語ってくれました。 「多くのお客様に色々な商品を食べてもらいたいのですが、からあげはたくさん食べるとどうしても重たくなってしまいます。また、ハイボールにからあげを合わせる文化も発信していますので、よりおつまみ感覚で、軽く食べられるようなものを作りたいと思っていました。そこで、看板となる「もも」はこれまでの衣を貫き、他の部位で商品を開発しようとなりました。様々な部位を試した結果、「やげん」「鶏トロ」「すなずり」に決定。衣についても様々なものを試しましたが、米粉が一番マッチしましたので採用しました」。
開発にあたって、米粉の特徴、魅力も発見したそうです。
「米粉の特徴は、揚げた後の経時変化が他の素材よりも少ないというところがありました。また、軽く仕上げたいという狙いがあったので、衣を薄く付けることができるところも米粉の魅力だと思います」。
新たな挑戦で多くの方に楽しめるラインナップへ
試行錯誤の結果、決定した部位と衣。オペレーションに落とし込む際には苦労もあったようです。
「米粉は吸水力があるので、肉に水分が多いと米粉がつき過ぎてしまう問題が発生しました。また、元々は衣をつけたものを用意しておき、オーダーが入ってから揚げようと思っていたのですが、吸水力があるため膨張してしまいました。そこで、オーダーが入ってから衣をつける方法にしてクリアしました。とはいえ、吸水力があるというのは米粉の魅力とも取れますし、軽い仕上がりや衣のつけ方にムラがでない、経時変化が少ないというところで、米粉に決定しました。米粉は小麦粉と違ってグルテンがないので、他の商品にも転用できそうだなと思いました」と松原さん。
米粉を使った新しいからあげの誕生。広報担当の脇本さんは「今回の商品のターゲットは20代後半の女性がメイン。米粉を使うと聞いた時に、SNSなどでも米粉は注目されていたので、いよいよ米粉が採用されたか!と思いました」と笑顔で語ってくれました。
「私自身、がブリチキン。のからあげのファンでもあるのですが、からあげは好きだけど、私も含めて重さやグルテンが気になる方が多いのではないかなと感じます。そういった方々に、がブリチキン。をよりお楽しみいただけるようになるのは嬉しいですね」。
「がブリチキン。が誕生して12年。衣は変えることなくやってきましたが、今回初となる試みで大きな挑戦です」と脇本さん。新たな挑戦をし、米粉を使うことにより提案の幅が広がった、がブリチキン。のからあげ。ますます多くの方に愛される商品となりそうです。
店名/骨付鳥、からあげ、ハイボール がブリチキン。
フェア名/米粉を使ったメニューフェア
期間/バル型30店舗:2023年10月17日(火)~ 通年提供中
居酒屋型11店舗:2024年1月予定
対象店舗/バル型30店舗、居酒屋型11店舗
https://gabuchiki.com/
米粉の魅力新発見!全国各地の飲食店で米粉料理が食べられる
「米粉を使ったメニューフェア」の情報はこちら
2023年11月1日(水)から2024年2月29日(木)の期間限定で、大手外食チェーンや日本全国の飲食店が参加する「米粉を使ったメニューフェア」が開催されます。既存の米粉メニューだけでなく、このフェアのために新たに開発された米粉メニューやフェア限定メニューを提供されます。期間中に好きな米粉料理を食べてX・Instagramで写真投稿すると抽選で豪華景品が当たるキャンペーンも実施中!