お米を中心とした日本の食文化を発信する『AKOMEYA TOKYO』で米粉フェア開催

お米を主軸に“日本の食の可能性を拡げる”をミッションに掲げる『AKOMEYA TOKYO』。2月20日（火）から、『AKOMEYA TOKYO』ならではの視点で選ばれた米粉商品が揃う『日本ご当地 おいしさ発見！米粉の醍醐味』がスタートする。セレクトした米粉商品をはじめ、フェアに対する想いについて、商品部の平田和也さんとマーケティング部の柘野英樹さんにお話をうかがいました。

『AKOMEYA TOKYO』について教えてください。

「飲食やアパレル、雑貨など40のブランドを運営する株式会社サザビーリーグが、2013年に銀座でオープンしました。『これから世界に向けて発信していける日本発のブランドを作りたい』との思いでスタートし、ちょうどその頃、和食がユネスコ無形文化遺産に登録されたタイミングでもありました。日本の文化の中心には「食」があり、食文化の中心には「お米」があると考えています」と話してくれたのは、柘野さん。
しかし、サザビーリーグの “半歩先のライフスタイルを提案する”という考え方で、新しい食の提案をしていく、ライフスタイル提案型のブランドとしてスタートしたと言います。
「代表的な商品は2合のお米をキューブ状にパッケージしたもの。２合キューブサイズで新鮮なうちに食べきれるという点と、ギフトとしても贈りやすいパッケージデザインという点を併せ持っている点はユニークだと思いますし、海外のお客様からも高評価をいただいています」。

『AKOMEYA TOKYO』ではどんな商品を取り扱っているのでしょうか。

「物販のお店は22店舗。お米が中心になるので、それに合わせるごはんのおともが充実していて300種類以上はあります。また、お菓子やお酒などの嗜好品などもありますが、お米が中心となるブランドのため、お酒なら日本酒や甘酒といったお米に関するアイテムをご支持いただいています。また、調理道具や地域性豊かな器など食事にまつわる雑貨、米ぬかなどを原料としたコスメなども展開しています」とは平田さん。 もちろん、米粉を使った商品も取り揃えているそうで「現在はクッキーなどのお菓子とカレーなどのルーといった約10種類。カレールーは特に人気の商品です」。

今回米粉フェアにご参画いただいた理由を教えてください。

すでに米粉を使った商品の取り扱いがある中で、今回どうしてフェアへの参加を決めたのか、平田さんは語ります。
「米粉を使った商品づくりにあまり積極的に着手できていませんでしたが、展示会では最近多くの米粉関連商品を目にするようになり、市場の盛り上がりを感じます。このタイミングで品揃えを見直し、米粉の可能性を探ってみたいと思いました」。

米粉フェアについて教えてください

『AKOMEYA TOKYO』による米粉フェアは、神楽坂の「la kagū」「NEWoMan新宿」「横浜ポルタ」の3店舗を舞台に、2月20日（火）から2週間にわたって開催します。

「今回のために約30のアイテムをセレクトしました。ラングドシャやバームクーヘンといったお菓子、カレーやシチューのレトルト、麺類、そして原料そのものの米粉。全国の生産者さんから良いものを探していて、実際に生産者さんの元を訪ねて選んだものもあります。今回選んだ商品は、そのお菓子や麺を作る上で米粉を使用するメリットがあるものです。例えば食感をサクッと仕上げることができる米粉の特徴をいかしたハードタイプのバームクーヘン、おいしいだけでなく、便宜性も提供する『1分で茹で上がる麺』など。米粉を使っていることを押し付けるのではなく、米粉を使うことに消費者にもメリットがあって使っている、そういうものを選んでいます」と平田さんは語ります。

「世の中では『小麦が高騰しているからその代替品』という消極的チョイスが多いように感じています。そうではなく、正々堂々商品の良さで勝負ができる商品を選んでいます。面白いでしょ」とは柘野さん。

お客様へのメッセージをお願いします

最後に「幅広い米粉の商品があるにもかかわらず、世の中では代替品のイメージがあるのが現状です。しかし、作り手の方々は試行錯誤を重ね、想いを込めて作っています。お客様にはおいしいものに出会って、その魅力に気づいてもらい、一緒に育てていきたいですね」と柘野さん。

平田さんは、「お米の可能性を拡げる米粉に改めてフォーカスし、新しい食文化をお客様と一緒に作って行けたら素敵だと思います。そのために取り組んでいくので、今回のフェアに注目していただけたら」と展望を語ってくれました。