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よりおいしく米粉を楽しむヨガイベントを開催!

“ヨガを知り、発見し、感じること”がテーマの『The yogis magazine』とコラボレーションし、ヨガを通して米粉の魅力を発信するイベント「Kome&Komeko yoga gohan」を開催。舞台となったヨガスタジオ「Studio+Lotus8」でレッスンを受けている方をはじめ、ヨガや米粉、ヨガ飯に興味を持つ約20名が参加しました。

まず始めは、ヨガインストラクターの彩さんが講師を務めるヨガクラス。「ヨガの後の食事をよりおいしく感じるように」と彩さんが考えてくれたのは、リラックスして行うことで五感を研ぎ澄ませ、気を意味する“プラーナ”を巡らせるヨガ。1時間じっくりと体と心を向き合うと、皆さんどこかすっきりとした表情に。また、参加した方々同士の距離も縮まったようで、和気あいあいとした雰囲気になりました。

その後の食事会では、ヨガクラスにも参加した、農林水産省 農産局 穀物課 葛原祐介 米麦流通加工対策室長が登場。「『お米は太る』と敬遠する方もいらっしゃいますが、糖質を摂らなくした結果、基礎代謝が落ちて脂肪を蓄積しやすい体になってしまうという話もあります。大切なのはバランスの良い食事。あえて遠ざけるのではなく、お米も普通に食べてほしい」と、昨今のお米を取り巻く問題について解説しながら思いを語りました。

また、農林水産省 農産局 穀物課で米粉を担当する吉野明子さんも本イベントに参加。米粉の魅力のほか、唐揚げ粉や汁物のとろみづけなど、おすすめの米粉の使い方を紹介しました。「私は100円ショップなどに売っている粉用のケースに入れてデスクに置いていて、お味噌汁やスープなどを食べる時にふり入れて使っています。だまにならないので、とろみづけにそのまま使えるんですよ」と吉野さん。参加者からは驚きの声が上がっていました。

お米と米粉の魅力が詰まったヨガ飯3品を試食

ヨガの後の体はデトックスされた状態のため、2時間ほどは吸収率が2倍になっていると言われています。そのため、ヨガの後に栄養価が高いものを食べると、その栄養をしっかりと取り込むことができるそう。そんなヨガの後に食べる、栄養バランスがよく、心と体に優しく、作り手の気持ちがこもった食事が“ヨガ飯”です。

ヨガ飯は、ヨガインストラクターで薬膳料理研究科でもある村上華子さんが監修。具材を混ぜ込むことで手軽にさまざまな栄養が取れる3種のおにぎり「ヨガのプラーナ(気)たっぷり!三色おにぎり」と、春のデトックス食材を取り入れた「鶏団子と金柑の米粉スープ」、シンプルな材料で手軽に作れる「米粉で作ったしっとり濃厚チーズケーキ」の3品を用意してくれました。

「薬膳の考え方では、お米はパワーフード。悲しい時やパワーを出したい時に意識して食べたり、1日を過ごすガソリンとして朝に食べるのがおすすめです」と村上さん。今回のメニューは、参加した方々に新しい米粉の使い方を提案できるものを考えてくれたそう。「スープではとろみつけと、肉団子のつなぎに使用しました。だまにならず、スープにきれいなとろみがついたのが特徴です。また、ケーキでは振るわずに使えるのがメリット」。自分を元気にするために、お米や米粉を使った料理、ヨガ飯を食べてほしいと呼びかけていました。

参加者、主催それぞれが吸収した米粉の魅力

食事を終えた参加した方々に感想を伺うと「家でもパンやお菓子作りで米粉を使っていましたが、今回の使い方は参考になりました」と好評。また、「スープはやわらかいとろみでおいしかったです。唐揚げにも使ってみたいですね」との声も。米粉への興味関心が高まっている様子でした。

また、ヨガクラスで講師を務めた彩さんも「おいしかったです。私自身もキャロットケーキなどのお菓子作りで普段から米粉を使っているのですが、他の材料とミキサーで混ぜるだけで美味しく作れるのが良いですよね」と話してくれました。

最後に、特にチーズケーキが気に入ったという『The yogis magazine』の橋村伸也編集長にお話を伺うと「今回は食や体に意識の高い方に集まっていただけました。心や体にトラブルがあるときは食が崩れていることが多く、体に良いものを食べて腸を整えれば心も整うもの。ヨガの後には、作り手の気持ちがこもったヨガ飯を食べてほしいですね」と話してくれました。

『The yogis magazine』の最新号には、橋村編集長と料理監修を務めた村上さん、農林水産省の吉野さんによるトークセッションの様子や今回提供された料理のレシピも掲載中。ぜひこちらもチェックして。