米粉はダマになりにくいので、ふるわなくても大丈夫です。
甘みに旨味を出すために、こうじと塩レモンをからめて作った「レモン塩こうじ」を使用。しっとり感を出すために鍋焼きにしました。
生地が扱いにくい場合は冷蔵庫で冷やしながら作業してください。焼き上がりは崩れやすいので、型に入れたまま粗熱を取ってください。
チョコレートのカスタードがたっぷり入ったチョココロネです。ミニサイズで食べやすいですよ。
米を細かく砕いて粉状にした「米粉」は、団子やまんじゅう、餅菓子など日本では古くから和菓子の材料として親しまれています。近年ではパンやケーキなどに適した米粉が登場し、洋菓子の材料としても注目されるようになりましたが、ピザ生地作りにも向いているのをご存知でしょうか? 米粉で作った生地は小麦粉で作る生地に比べ水分を多く含み、もちもちとして食べ応えがあるのが特徴。グルテンフリーなので小麦アレルギーの人も安心して食べられます。なにより米粉が持つ甘みと香りはピザのソースや具材と相性バッチリですよ。
2025年4月から開催中の大阪・関西万博こと「2025年日本国際博覧会」。「いのち輝く未来社会のデザイン」をテーマに国内外からパビリオンが集結し、大盛況となっています。6月5日~16日の「食と暮らしの未来ウィーク」期間中に、農林水産省は「RELAY THE FOOD~未来につなぐ食と風土~」をテーマに出展し、日本の食・農林水産業の魅力を発信。その一環として、「いのちを育む×米粉 日本の食文化と農業の未来をつなぐ“新しいお米のカタチ”」と題して、米粉をテーマにしたステージイベントが行われました。
米粉のお菓子といえば、お団子など和菓子を思い浮かべる方も多いかもしれません。和菓子などで使用される米粉には上新粉、道明寺粉、白玉粉などさまざまな種類があり、原料となるお米や製造方法も多種多様です。最近では、製粉技術の発達により、米を細かくする過程で粗さを調整できるため、用途によって米粉を使い分けられるようになってきました。グルテンフリーの点などが注目され、あえて米粉を使用する方も増えています。そのバリエーションも豊富で、和菓子はもちろんですが、クッキーにケーキ、ドーナツやクレープなど多岐にわたります。ケーキは口どけがよく、クッキーはさっくり仕上がります。ドーナツやクレープは米粉の風味も感じられ、もっちりとした食感はやみつきに。小麦粉とはまた違った味わいをお楽しみいただけます。